一戸建て住宅の場合は、窓枠が広がるため外壁も合わせて工事する必要はでてきますが、調整することは可能です。ただし、大きい物にすることで、耐力壁が減るため耐震性能が下がってしまいますので、構造計算結果によっては耐震補強を合わせて検討する必要がでてくる場合もあります。

一般的には床をカーペットからフローリングする場合の工期は２～３日といったところです。ただし、下地調整が必要な場合や内装工事を同時に行う場合はさらに日数が延びることがあります。

施工方法の例としては、以下のようになります。
①カーペットを剥がす
部屋に取り付けられていたカーペットを剥がします。下地がむき出しの状態となります。

②下地補修
ケースにもよりますが、下地が傷んでいたりする場合は補修工事が発生します。
床を実際に剥がさないと床下の状態はわからないため、ここで追加工事費用が発生することもあります。

③フローリングを貼り付ける
下地補修が終了したらフローリングを張り付けます。

結論からいえば可能ではあります。
巾木をなしで作る場合は、フローリングと壁との取り合いを、すべての壁のボードがピタッとフローリングに接するようにしないといけないため、かなりの技術と時間が必要になってきます。
とはいえ、巾木があることで、壁紙を汚れから防ぐという効果も期待できますので、メリット・デメリットを理解されたうえで判断されることをオススメします。
巾木なしの事例ですと、一般家庭などでは少ないですがカフェや雑貨店などでコンセプトを大事にする空間などでは巾木をつけていないケースもあるようです。

床暖房は、電気式とガス温水式があります。
それぞれメリット・デメリットがありますので、参考までに特徴をまとめましたのでご検討ください。

□電気式
ガス温水式に比べて施工が簡単ですが、毎月の維持費が高額。また、立ち上がりまでの時間が遅い欠点があります。

□ガス温水式
配管工事、ボイラーの設置など施工価格が高め、その代わり毎月の維持費は割安。また、立ち上がりの時間も早くなります。